こんにちはnoriです!
我が家のお家にも使っている”漆喰壁のススメ7選“を紹介します。
漆喰は歴史があり、選択するメリットがたくさんあります!
自然素材の家を探している方の参考になると嬉しいです☆
漆喰のススメ7選
- ダントツにオシャレ!(和洋どちらでも似合う!)
- 抜群の調湿効果
- 抗菌作用
- 不燃性
- メンテナンス性が高い
- 自由度が高い
- 歴史の重みと安心感
ダントツにオシャレ!(和洋どちらでも似合う)
とにかくオシャレでかっこいい!
我が家では内壁・外壁とも漆喰です。(一部違いますが、そこは後述しています。)
我が家の周りは新築住宅がたくさん並ぶ住宅街ですが、漆喰の家は見かけません。
ましてや内壁・外壁とも漆喰のお家はかなり珍しいと思います。
その分愛着とこだわりを持って暮らせます!
また漆喰は和風・洋風どちらでも似合います。
国宝姫路城などのお城や倉敷の街並みのような歴史ある建物や倉に使われています
南仏プロヴァンスやイタリアのアルベロベッロ、ブラジルのサルバドールの街並みも漆喰です!
色々な街なみを調べてみてね♪
抜群の調湿効果!
漆喰は顕微鏡で見るといびつな形をしています。
ということは表面積が大きいですね!
さらに漆喰に模様をつけて塗ると細かい凹凸がたくさんできてさらに表面積が増します。
この特徴から空気中の湿気を吸収してくれます。
さらに乾燥気味な日には貯めた湿気を吐き出して湿度調整してくれます!
まるで呼吸しているような調湿機能があるんですね!
我が家では冬でも結露がほとんど発生しません。
窓の淵が少し曇る程度。
実は新築して初めての冬はすごく結露して不安でした。
冬でも窓を開けたりストーブで乾燥させようと必死でした。
でも結露は2年目からすっかりなくなりました!
この1年目の結露は漆喰が溜めていた水分だったようです。
左官屋さんが塗ってくれた漆喰が数年かけて水分を放出し、乾いて硬くなるにつれて
結露がなくなりました。
まだ調湿効果の準備体操中だったんですね!
漆喰は働きものだね。いい仕事してますやん
抗菌作用
漆喰には化学物質を吸着分解する作用があり、強アルカリ性の石灰岩(水酸化カルシウム)の性質を持っています。
調湿性もあることから合わせてカビの発生を抑制します。
またアレルギーの元にもなるホルムアルデヒドを吸着してしまう力もあるようです。
鳥インフルエンザの処理にも漆喰の粉が使われることもあります。
我が家は親・子供ともにアレルギー体質です。
漆喰のおかげで完治しました!と言いたいところですが、アレルギーの要因はとても複雑で、長くうまく付き合っていくものだと思っています。
少なくとも漆喰や無垢の木に囲まれた生活は心に安心と余裕を与えてくれます。
僕個人としてはいい方向に進んでいます^_^
長崎大学の先生と関西ペイントさんの共同実験ではウイルスを不活化させる効果もあるという結果も!?
不燃性
燃えません。これ以上の耐火性はありません。
燃えないのでもし炎が近づいたとしても有毒ガスを発生しません。
そもそも無添加の漆喰では化学物質を使っていません。
万が一の火災の時もガスの影響を減らすことができますね!
またこの不燃性もあり、漆喰は熱を通しにくい効果もあります。
壁でもあり、断熱材にもなる。まさに一石二鳥です!
夏の直射日光に当たった壁でもアスファルトのように熱くなることはありません!
断熱効果とお庭の緑化。風の通りを考えて設計することで、
エコ&心地いいお家になります^ ^
少し話がそれますが、高気密24時間換気には少し違和感を感じてます。
できるだけ自然風と扇風機。という選択も気持ちがいいです^_^
メンテナンス性が高い
漆喰壁が汚れた場合、絞った布で拭いたり消しゴムで擦ったりします。
ここまでは壁紙の場合と同じですね。
漆喰のメンテナンス性はここが違います。
なんと削れます。
漆喰は塗って乾燥する時に二酸化炭素を吸収し石灰化することで、かなり硬くなっています。
そのためカッターナイフやサンドペーパーで削ることができます。
削ってしまえば汚れはゼロですね。また削りすぎたり傷ついてしまった時は補修用の漆喰で埋めてしまうこともできます!
ただ外壁は年数とともに軽いひび割れが発生したり、風通しの悪い所では汚れもつきやすいです。今のところ我が家ではひび割れは味として受け入れ。外壁汚れは晴れの日にホースで洗い流して充分きれいになっています☆
汚れや傷との付き合いも楽しくメンテナンスして行きたいですね!
こうした付き合いも自然素材ならではとして楽しんでいます^ ^
補修の実践紹介は今後の記事で紹介します!
自由度が高い!
漆喰は左官屋さんがプロの腕で様々な模様を創ることができます。
我が家では内壁・外壁・天井も自然な波模様です。
また我が家では建築中に家族で一面塗らせてもらいました!
手形を残したり好きな絵を描いたり、手作りでしかできない思い出ができました。
子供が大きくなったら手形に手を合わせて成長を感じたいなあと思ってます!
歴史の重みと安心感
先程も紹介しましたが、漆喰は世界中のオシャレな街並みに使われています。
歴史的にも古くは5000年前のエジプトのピラミッドや古代ローマアクロポリス神殿・ポンペイ遺跡・中国万里の長城にも使われています。
そんな歴史に囲まれて暮らしてみたくなりませんか?
最近ではよく漆喰と珪藻土が比べられます。
僕もDIYで珪藻土を塗ったことがありますが、とてもナチュラルな雰囲気で可愛く仕上がります。
しかし歴史的には漆喰には敵わず、珪藻土は単体で固まることはないのでつなぎに接着剤などが使われることから、僕は漆喰をオススメします。
最後に
今回は我が家で採用している漆喰を紹介しました!
家の壁材には様々な選択があり、それぞれメリット・デメリットがあります。
しっかりと調べてコストを比較し、選ぶ時間を楽しんでください!
ここだけの話、我が家では見えにくく、日当たり悪い北面のみガルバニューム鋼板の外壁にしています。
これにより6万円のコストダウンになりました。
単純計算で、漆喰を全面にするコストは6万円×4面で24万円となりますね。
もちろん建築会社さんによって条件が違います。よく確認して決めましょう!
また皆さんも身近にある漆喰を探してみてください!
漆喰のすごさと歴史に愛着を持ってもらえたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました ^ ^